引っ越しまでにすることとは
投稿日:2015/02/16引っ越しは、新生活への夢が広がり期待が高まる反面、するべきことが山積みで気が重いものでもあります。スムーズに準備を進めるためには、きちんとするべきことを把握し、準備期間をたっぷり取ることが大切です。
ここでは、引っ越しまでに必要な準備についてご紹介します。手続きや荷造り、各種の段取りは引っ越しの要でもありますので、しっかりと覚えておきましょう。
まずは引っ越し業者に連絡する
まずは、引っ越しの日程と依頼する業者を決めましょう。引っ越し業者には、全国規模の大手業者から地元に根付いた小規模業者まで、さまざまなところがあります。自分たちの移動距離や荷物の量などに適した業者を選ぶことが、費用を抑えるための大切なポイント。それぞれの得意分野とかかる費用について、インターネットなどで見積もりを取って情報を集めましょう。
・知名度が高い大手の業者
荷物が多い場合や、家族が積極的に引っ越し作業に関われない場合は、大手の業者がおすすめ。有料の付帯サービスが充実していることから、手間を大きく省くことができます。また、全国規模で業務を請け負っているため、遠距離の引っ越しも安心です。
・中小規模の業者
荷物の少ない家や、自分たちで荷造りすることができる場合には、中小規模の業者がおすすめ。平日やシーズンオフ(一般的に引っ越し業者の繁忙期は12月~3月)に利用することで、大幅な値下げが可能なこともあり、費用を抑えられる傾向にあります。
リストを作ってやるべきことを可視化する
引っ越しまでにすることは多々ありますので、リストを作成して作業に漏れがないかを確かめながら、一つずつ確実にこなしていきましょう。作業を書き出すことで、準備の段取りもしやすくなります。
・現在の住居について
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があるように、現在の住居の退去に関した手続きや作業に不備がないようにしましょう。
賃貸であれば、貸主への連絡が一番大切。契約内容にもよりますが、基本的に退去の1カ月前には伝えなくてはなりません。子供のいる家庭では、学校への連絡も必要です。
また、不用品の処分には時間を要する場合がありますので、早めに手配しましょう。役所への手続きや新聞、食品宅配など利用しているサービス業者への連絡も忘れないようにしてください。
・転居先について
転居先の主な準備は事前にできないことも多いため、手を付けられるところから進めるようにします。転居通知を前もって作成したり、立ち会いが必要なインフラ(ガスやインターネット開通工事など)について、早めに連絡をして日程を押さえておくと安心です。
引っ越しの準備はいつから始めるべきか?
引っ越しの準備は早ければ早いほど後々楽ですが、引っ越し当日までは現住所で生活しなければなりませんので、できることから少しずつ進めます。準備を開始する時期は、2カ月前であれば安心ですが、最低でも1カ月前には準備を始めるようにしましょう。
荷造りは、使用頻度が低いものから順に行います。シーズンオフの季節用品や趣味の品などから先に進め、引っ越しが近づくにつれて、衣類や食器類などの日用品へと移行し、極力当日までの生活に不便がないようにします。
手続きに関しては、ゆとりを持って済ませておくことでうっかりミスを防げます。役所などへの手続きは面倒かもしれませんが、期限もありますのでしっかりと予定を組んで行うことをおすすめします。
このように、たくさんの準備や手続きが必要となる引っ越しでは、することリストの作成と、早めの準備が大切です。また、効率的に準備を進めるために、家族で分担して作業を行いましょう。
当日までに荷造りが終わっていないと、引っ越し業者に追加料金を請求される可能性もありますので、計画的に準備を進めてください。