不動産売却するなら押さえておきたい査定のポイント
投稿日:2015/02/09土地や建物といった不動産を売却する際には、不動産業者に連絡して査定してもらうのが一般的です。では、不動産業者はどのようにして査定しているのでしょうか。ここでは、不動産を売却する際の査定ポイントについてご紹介いたします。
不動産の査定でみられるポイント
不動産の査定価格は、その地区の市場価格を基準とし、立地や建物のグレード、広さなどによって決まります。いかに豪華な建物や土地でも立地条件が悪ければ低い査定額になる場合もありますし、狭くて古い家でも立地条件が良ければ高く査定される場合もあります。
一般的には、以下のような点を加味して総合的に査定をします。
・駅、バス停などが近くにあり、交通の便が良いかどうか
・スーパーや店舗、学校などの生活施設が近いかどうか
・騒音、周辺道路の広さなどの立地環境
・部屋の広さ(戸建ての場合は家の大きさ)、設備のグレード
・築年数
・部屋の位置(マンションなら角部屋かどうか、戸建てなら角地かどうか)
・マンションの階数(高階層ほど査定が高くなる傾向がある)
・部屋の向き、日当たり、景観
・周辺の市場価格
以上が主な査定項目ですが、立地条件、広さ、築年数などが査定のウエイトとしては大きいと言われています。
査定にかかる日数
査定から実際の売却金額が出る日数は、不動産会社によってかなり差があるようです。簡易査定や訪問査定など方法によっても違いますが、一般的に早い業者で数日、遅い業者の場合は1週間以上かかるところもあるようです。
ケーコーポレーションでは、1~2日で査定が完了しますので、すぐに結果をお知らせすることができます。
住宅を売る際のポイント
立地的な条件は自分の努力ではどうにもなりませんが、住宅を少しでも美しく見せることは可能です。査定の担当者が来る前に自分でできることは対応しておきましょう。
まず、家全体の掃除を簡単に行い、綺麗な状態であることをアピールします。散らかっている家は印象が悪いので、整理整頓を心がけると良いでしょう。
キッチンやお風呂、トイレといった水回りが汚いと、ハウスクリーニング代として値引かれる可能性があるため、念入りに掃除するのがおすすめ。徹底的にやる必要はありませんが、普段から綺麗にしているような印象を査定の担当者に与えることが大切です。
住宅を売るときにリフォームって必要?
中には、住宅を売る前にバスやキッチンを新しいものに取り替えたり、壁紙や畳を張り替えたり、外壁の塗装を行ったりをして、新築のように見せる方もいるかもしれません。
しかし、中途半端にリフォームをしたからといって、必ずしも査定額が大幅に上がるわけではないのです。
下手なリフォームをすると、かえって売りにくくなり、逆に査定額が下がってしまうケースもありますので、リフォームはしないほうが賢明でしょう。
このように、住宅の査定には様々な要素が重なった上で査定額が出されています。自分の家が査定のポイントをきちんと押さえられているのかをきちんと確認しましょう。査定前に居住スペースの掃除を念入りに行い、1円でも高く売れるように準備をしておきましょう。